スタンプが出来るまで【その6】
こんにちは製造担当の平山です。
雨つづきの憂鬱な天気もそろそろ終わりそうです。
日差しも強く、本格的な夏の到来ですね。
工場は窓を全開に気持ちの良い空気を吹き流して仕事をしています。
今回のスタンプができるまでの工程は台木に見出しを印刷する工程です。
台木とはスタンプの持ち手の木のことで、
スタンプ業界ではそれを相称して「台木」といいます。
——–その6【背見出しを印刷する】——–
前回の工程で印面(ゴム印部分)は完成しました。
次は台木ですね、台木は見た目にも綺麗なメイプル材と
リサイクル素材で今の時代にマッチしたMDF材があります。
どちらの台木も印刷する工程は一緒です。
お客様のご希望のサイズにカットした台木を印刷用の土台にセットして、それを印刷機にセットします。
インクの濃度や色の組合せなど、機械は最新式でも以外に職人技なんです。
直接台木に印刷してしまうとインクが木目にしみこんでしまい、細かいイラストは綺麗にでません。
当店ではお客様のイラストを隅々まで再現できるよう、ここにひと手間を加えます。
ごめんなさいこの一工夫は【企業秘密】で(笑)
これらの工程、昔は手作業でやっていました。
先に出来上がった印面部分にローラーで墨を塗り、それを台木に捺印して背見出しをとっていたんです。
一つ一つの作業になるので大量生産には向いていませんでした。
今では機械化と職人技の両立で、お客様のご希望の納期に間に合うように生産体制が整っております。
当店では誰でも安心してご注文頂ける様に、版下作製のアドバイスから、
お客様で出来ない部分も協力させていただきます。
スタンプ作製のベテランスタッフがご対応いたしますので、どんどんお問い合わせ下さいね。